混沌地帯電子部

独断と偏見に満ちた
ノイナタ+トノ
見どころマラソン

ふせったーに上げていたものです。
特にノイナタじゃないおすすめシーンもたくさん入れちゃった。
映像は基本的にHDリマスター版を参照しています。

PHASE-01「偽りの平和」

『南アフリカの難民キャンプでは…』
→『では次に、激戦の伝えられますカオシュン戦線の…』
→『こちらカオシュンから7キロの地点では…』

冒頭、キラが見ているニュース映像より。キャスター・レポーターの配役が千葉→桑島→(キラトルミリの会話)→渋谷になっている。だからどうした。

「乗らないのなら先によろしい?」
言わずと知れたナタノイトノ初登場シーン。ナタルの独り言に「は?」と反応したのが、この回唯一のノイマンの台詞である。

「ラミアス大尉を呼び出せ! Gの搬送急がせろ!」
エレカで共にここまで来たはずのトノムラと別れ、何故か二人だけで艦長に挨拶しにくるノイナタ。爆破シーンでナタルは一人なので、この後二手に別れ、ナタルはシャフトを通じてモルゲンレーテへ、ノイマンはアークエンジェルに向かったようである。

ドック爆破
爆風でふっとばされてくるくる回るナタルがかわいい。咄嗟に軍帽を両手で押さえたために、図らずも受け身体勢をとれたことは幸運だった。

ED1

「あんなに一緒だったのに」および「RIVER」で見られるエンディング映像。奥にいるノイマンの視線は手前方面に向いているが、果たしてナタルを見つめているのか否か、有識者の中でも意見が分かれる。

PHASE-02「その名はガンダム」

「バジルール少尉! ご無事で!」
艦長を含めシャフトや指令室にいたクルーが全滅し、珍しく涙を見せるナタルの後ろからドアを蹴破って現れるノイマン。声がとても嬉しそう。

「無事だったのは、爆発のとき艦におりましたほんの数名だけです」
ひっそりトノムラがログイン。我々にとってはノイナタが会話してるだけでありがたいシーンとなる。この辺りはまだナタルが動揺を引きずっている様子だが、電波妨害からモルゲンレーテ狙いを推測するのは流石。

「艦を発進させるなど、この状況では無理です!」
ノイナタ好きの聖地。「できるな、曹長」はアーノルド・ノイマン操舵士伝説の始まりとしてあまりにも有名(我々の業界では)。
割と上官に対して意見しがちなノイマンだが(ナタルとそっくりだね!)、ナタルの指示に素直に従うトノチャンパルとの対比もあって、ここはその印象がかなり強い。ナタルの「わかっている!」の言い方に距離感の近さが垣間見えてよい。

PHASE-03「崩壊の大地」

「回避、面舵!」
冒頭、アークエンジェルに迫るシグーに対して回避を命じるナタル。ノイマンの初回避シーンとしてお馴染みの場面だが、作中初めてノイマンに「回避」を命令したのはナタルである。

「んなムチャな……」
後半ヘリオポリス戦冒頭。コロニーを傷つけないよう留意せよ、と命令するマリューに思わず文句をつぶやくトノムラ。隣にナタルが座っているのに平気で文句を言うのがジャッキー・トノムラという男である。ナタルも視線を向けるだけで特に注意しない。

「ではどうしろというんです! 沈められろとでも!?」
トノムラがぼやけばただの文句だが、ナタルがはっきり言えば意見となる。この発言は上記トノムラの台詞を受けた上での、いわば下士官の代弁者という意識がナタルにはあったんじゃないかなぁと私は解釈しとるんですが、どうでしょう。

PHASE-04「サイレントラン」

超・再放送
現在はHDリマスターの円盤特典などで聴ける超・再放送の子安桑島回。
「ブリッジクルーの名前全部言える?」という子安さんの質問に対し、桑島さんが最初に挙げたのが「トノムラ」。“一伸さんの役”の名前をど忘れし、「一番部下なのに……」と焦るも、最終的に「ノイマン!」と思い出す。めでたしめでたし。

PHASE-07「宇宙の傷跡」

「もっとマシな進路はとれないのか」「無理ですよ」…
叱咤を除けば、あまり部下に文句を言わないナタルだが、ノイマン相手だと平気で文句をぶつけてくる。
この後ノイマンはデブリ帯突破を口にするマリューにも反論するが、都合の良いノイナタ好きの耳にはナタル相手の「無理ですよ」の方がちょっと気安い声色に聞こえる。

PHASE-16「燃える砂塵」

「船殻の歪みデータは出たか」「はい。……すみません」…
ノイナタ好きの聖地その2。あまりにも有名すぎるボトル差し入れシーン。「ノイマンに飲み物を差し入れてやろう」と思い至り、自らボトルを用意したナタルに思いを馳せたい。
ボトルを受け取ったノイマンの「すみません」、ボトルを落としたノイマンに対するナタルの「少尉」、その後のノイマンの「ですよね?」の言い方が優しくてよい。あとデータを見ている二人の距離が近い。
余談だが、ブリッジに現れたナタルにチャンドラが萎縮しているのも興味深い。慣れていない部下からすれば、やはりナタルはちょっと近寄りがたい雰囲気なのだろう。妙に気安いナタノイトノのヘリオポリス以前の関係性が気になる。

超・再放送
超・再放送で常連となる千葉鳥海コンビの最初がPHASE-16。
千葉さんの口から「ノイマンはナタル派」と聞けるのはここが初。ただしこの時点では恋愛感情的なものではなく、単に上官として慕っている程度の話と思われる。
なお、千葉さんはこの後も「どっち派?」とか「もし〇〇だったら誰がいい?」みたいな質問に対しては、ノイマンの場合と自身の場合で答えを明確に分けて回答してくれる。ありがたい。

PHASE-19「宿敵の牙」

「ヤマトしょ……しょ、少年」
冒頭。中尉がかわいい。ナタルに対して「あちゃ〜」って顔ができるのはトノムラくらいだろう(因みに小説版だと震えながら笑いを堪えている)。

「ついていけないですよ、俺……」
アル・ジャイリーの倉庫にて。ナタル相手に「俺」とか言っちゃうのスゲェなお前。トノムラのことである。

PHASE-22「紅に染まる海」

「ちょっと、うるさいよ」
「ああ、これかぁ!」
「だからそれ触るなって!」

パッシブソナーの運用で揉めるチャンドラ・パルと、間に挟まれうんざりなトノムラ。呆れるナタル。思わず笑うミリィ。楽しい職場。

PHASE-23「運命の出会い」

「アークエンジェルをバレルロールさせて!」
ガノタにはお馴染みすぎるバレルロール。ノイマンが回し、ナタルが撃つ。ノイナタの共同作業と呼びたい。

PHASE-27「はてなき輪舞」

「もう作業にかかってくれるとは」「ああ。それは本当にありがたいと思うが」
冒頭。ノイナタ好きの聖地その3。ナタルが用事もなくこういう雑談をするのは後にも先にもノイマン相手だけである。平井作画ノイマンがじっくり拝めるのもありがたい。

PHASE-29「さだめの楔」

「目下の情勢の最大の不安材料はパナマだ」…
冒頭、キサカとマリュー、ナタル、ノイマンの会話シーン。別にノイナタが会話するわけではないが、一緒に映ってるのでリストアップしちゃう。ノイマンとキサカが会話する珍しいシーンでもある。

「ノイマン少尉、操艦そのまま!」「了解!」
ストライク空中換装のシーン。ナタルがCICに入ってからはノイマンに指示を出すこともなくなったが、珍しく下から指示を飛ばしている。作中でナタルが唯一「ノイマン」呼びをするシーンとして大変貴重(他は「曹長」「少尉」呼び)。
因みに、SEED作中で「ノイマン」の名が呼ばれるのはバレルロール時のマリューとここのナタルのみ。DESTINYではベルリン戦のチャンドラと、オーブ防衛戦前のマードックの2回。

PHASE-32「約束の地に」

シャワーシーン
ナタルのすっぴん顔のあどけなさと体格の華奢さが印象強い。唐突に挿入されるので割と面食らいがちなシーンではあるが、ここが「ナタル・バジルール」個人の物語の始まりであるという示唆なのかもしれない。
ちなみに、シャワーシーンのすぐ後には後部デッキで会話するノイマンとトノムラのカットがある。楽しげに会話するチャンドラとパルに比べ、割と真面目そうな顔に見えるが、会話内容は果たして。

PHASE-33「闇の胎動」

「ムウ・ラ・フラガ少佐、ナタル・バジルール中尉、フレイ・アルスター二等兵以外の乗員は…」
「では、我々は……?」

査問会のラスト、ムウ・ナタル・フレイの異動が言い渡されるシーン。基本的に落ち着いた顔か険しい顔をしているノイマンにしては珍しく、随分情けない顔を見せる(意図せずそういう作画になったのでは?と言われると反論できないが……)。
サザーランドの台詞のカットでは正面を向いていたのに、その後に続くムウの台詞のカットでは身体ごとムウの方を向いているのは、背後のナタルに動揺する顔を見せないためか……と都合よく解釈しよう。

超・再放送
千葉鳥海回。査問会でナタルの報告書がマリューを追い詰めている件について鳥海さんに尋ねられ、ナタルの複雑な心境を思いやりつつ、「(ナタルの)そういうところの本質をわかるから、ノイマンは惹かれるのかな」とまとめる千葉さん。ノイ→ナタだ……!

PHASE-34「まなざしの先」

「いい加減にしろ。これは本部からの命令だ」
冒頭、フレイを引っ張ってくるナタルのシーン。二人を見つめるノイマンの表情がしょんぼりしているのを都合よく解釈しよう(フレイに同情しているだけでは?と言われると反論できないが……)。
よく見るとナタルはフレイのカバンも一緒に持っている。面倒見がいい。
この後のムウマリュの会話シーンでこちらを覗き込んでいるトノムラがなんかいい味しているのも見どころ。

「暫定の措置ではあるが、第8艦隊所属アークエンジェルは本日付けでアラスカ守備軍第5護衛隊付きへと所属を移行するものとする」
ムウ達の抜けたアークエンジェルに転属命令が言い渡されるシーン。ムウとナタルが抜けたことでナンバー2となったノイマンと、軍曹トリオの中では立場が上であるらしいトノムラの軍帽姿が拝める。

PHASE-38「決意の砲火」

アバン
連合軍上層部とアズラエルの会議シーンの途中で差し挿まれるナタルのカット。この時点ではアークエンジェルは沈んだものと思っていた(そして恐らくムウとフレイが行方不明であることも把握していたであろう)ナタルの虚無的な表情が印象強い。

ED3

HDリマスターでは3クール目から見られる、「FIND THE WAY」および「Distance」のエンディング映像。
ED1では誰を見ているか曖昧だったノイマンだが、こちらではわざわざ他の下士官から離れて一人ナタルのそばにつき、優しい顔で見つめている。
余談になるが、ナタルとノイマンの位置関係はリアタイ版・HDリマ版・雑誌等掲載図版の3つ全てで異なっている。ノイマンががっつりナタルの顔を見ているような配置になっているリアタイ版が個人的おすすめ(?)。

PHASE-43「立ちはだかるもの」

「こちらは地球連合軍、宇宙戦闘艦ドミニオン。アークエンジェル、聞こえるか」
ドミニオン初戦闘前。ノイナタ好きの聖地その4。差し挟まれるノイマンの「バジルール中尉……!」は、ノイナタファンのみならず、もはや全SEEDファンにお馴染みのノイ→ナタシーン(過言)。
ゲーム等でも再現されがちだが、実は小説版ではノイマンの台詞はカットされている(小説版のノイマンはナタルに対して特別な感情を持っていない)。

PHASE-44「螺旋の邂逅」

「流石に引き際も見事ね」
クサナギ参戦、ドミニオン一時撤退のシーン。険しい顔のマリューとサイ、困惑顔のミリィとともに、しょんぼり顔のノイマンが映る。アラスカ以降、ナタル絡みとなるとしょんぼりしがちなアーノルド・ノイマンである。

PHASE-47「悪夢は再び」

超・再放送
笹沼千葉鳥海回。アフレコは既に最終話まで終わっているため、この後の回の話も聞ける。
PHASE-49で轟沈するドミニオンを前に息を呑む演技をする際、心の中で「バジルール中尉」と思いながら演じたという千葉さんのありがたい話を聞ける他、笹沼さんの「ほら一伸さん、大好きなナタルですよ」という雑な振りも聞きどころ。しかし千葉さんはミリィ派。ノイ→ナタってキャスト陣にとってはそんなに当たり前の話だったんか?

PHASE-49「終末の光」

「駄目です! 間に合いません!」
ノイマン伝説に拍車がかかるたびに自動的に評価が上がるアズラエルのシーンだが、この直前にドミニオンから出た脱出艇を見たサイが「艦を放棄するようです!」と報告していることに留意したいところ。
「もうナタルと戦わなくて良い」という希望に縋りたかったのかもしれない……と思えば、ノイマンの反応が遅れたことに説明がつかないでもない。そういうことにしておこう。

ドミニオン轟沈
上記「超・再放送」で言及されていた問題のシーン。つらい。

HDリマスターオーディオコメンタリー
総員退艦命令を受け、ナタルを置いてさっさとエレベーターに向かうドミニオンクルーに対して「男の参謀キャラがいれば違ったのでは」と言う関俊彦さんに、三石「一伸とか?」桑島「あ〜いてほしかったですね〜」。
この「一伸」がノイマンのことを指しているのか、単に千葉さんのことを指しているのかは謎だが、アフレコ現場においては「ナタルの補佐→千葉一伸」が当たり前のように連想されるような状況だったらしい。でも千葉さんはミリィ派なんだよなぁ……。

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